舞台芸術制作室 無色透明について

2010年、パフォーミングアートの企画制作を専門に行う制作機関として旗揚げ。「制作」という多岐にわたるスタッフワークの利を生かし、≪日常生活の中で劇場に訪れる(ことができる)人を増やしたい、そこでいい演劇に触れてもらい、その時間がその人たちの人生のなかで良い時間であって欲しい≫を活動理念に掲げ、様々な角度からアートに携わる人々を繋ぐことを目的とする。

地元の劇団の制作統括や、NPO法人子どもコミュニティネットひろしまの会員活動をはじめ、2010年から「アートリップル事業」と題し公益財団法人広島市文化財団東区民文化センターとの事業提携し、県外・国外の良質な小劇場作品の広島公演のプロデュース・オーガナイズを行っている。公演制作やワークショップ企画を通じて、広島でのアート活動の振興を志ざし、芸術によってもたらされる豊かな時間を社会に還元することを目標としている。

2016年より、広島のNPO法人ひゅーるぽんから委託を受け、障がいをもった方たちとの演劇づくりの事業に取り組んでいる。

 活 動 歴 

 

2010年 2月 舞台芸術制作室 無色透明  設立

2010年 3月 ひろしまNPO活動奨励賞を受賞

2010年 6月 アトリエ劇研(京都)「国際交流にかかわる事業」アシスタント

2010年 8月 第七劇場(東京)DeLPAプロジェクト2010 in 広島・岡山 「雨月物語 」広島公演/提携

2010年10月 黄金山アタック第11回公演「切女(せつな)」広島公演、北九州公演/制作統括

 

2011年 1月 こふく劇場(宮崎)「水をめぐる」「水をめぐる2」広島公演/広島公演制作担当

2011年 8月 下鴨車窓(京都)広島公演「人魚」/制作協力

2011年 9月 第七劇場(東京)ワークショップ「からだをきれいにワークショップ」/提携

2011年11月 第七劇場(東京)ワールドツアー「かもめ」広島公演/提携

2011年12月 ひろしま社会的事業チャレンジ教室NPO等社会的事業者養成科/アートNPOについての講師担当

 

2012年 6月 第七劇場(東京)ワークショップ「からだをきれいにワークショップ」/主催

2012年 7月 ディディエ・ガラス(フランス)による俳優のためのワークショップ/主催

2012年 7月 ディディエ・ガラス(フランス)「アルルカン、(再び)天狗に出会う」広島公演/主催

2012年 9月 中国新聞「緑地帯」執筆

2012年 9月 第七劇場(東京)「班女/邯鄲」広島公演/共催

 

2013年 3月 烏丸ストロークロック(京都)ワークショップ/主催

2013年 3月 烏丸ストロークロック(京都)「国道、業火、背高泡立草」広島公演/共催

2013年 6月 JENAGURU Jr(ジャナグルJr)コンサートツアー2013 Fromジンバブエ広島公演/主催

 

2014年 5月 このしたPosition!!(三重・京都)「人間そっくり」広島公演/共催

2014年 6月 JENAGURU Jr(ジャナグルJr)コンサートツアー2014 fromジンバブエ広島公演/共催

2014年 7月 アートリップルシンポジウム「~文化と原爆~現在(いま)の私たちにできる何か」/主催

2014年 7月 台灣廣島×超肉體進擊大作戰!!(広島・台湾)/制作協力

2014年 8月 F’s Company(長崎)「マチクイの諷」広島公演/共催

2014年 9月 みやざき◎まあるい劇場(宮崎)「青空カラー」広島公演/共催

 

2015年 2月 変劇団(広島)vol.3挙手公演「爪。」/共催・制作統括

2015年 3月 黄金山アタック(広島)第12回公演「逆しら」広島公演/共催・制作統括

2015年 7月 黄金山アタック(広島)第12回公演「逆しら」三重公演/共催・制作統括

2015年 8月 NPO法人子どもコミュニティネット事業「ヒロシマの孫たち」@アステールプラザ/協力

2015年 9月 坂口修一(大阪)ひとり芝居「傘がない」広島公演/主催

2015年10月 第七劇場(三重)ワークショップ「からだをきれいにワークショップ」、「『演出』の解体新書/主催

2015年12月 第七劇場(三重)「Alice in Wonderland」広島公演/主催

 

2016年 3月 コムたんたん(広島)第1回公演「アイムヤンキー」@山小屋シアター/共催・制作統括

2016年 4月 このしたやみ(京都)「葉桜と魔笛」「駈込み訴え」/主催

2016年 6月 正直者の会(京都)「戯式vol.6」@山小屋シアター/主催

2016年 6月 柳沼昭徳広島アクターズラボ第1期 開講/主催

2016年 9月 舞台芸術制作室無色透明赤字補てん公演企画 岩﨑きえひとり芝居「のちの白鬼」

                   @山小屋シアター/主催

2016年10月 坂口修一(大阪)ひとり芝居「傘がない」「手がない」広島公演/主催

2016年12月 広島県アートサポートセンターひゅるる広島県平成28年度障害者芸術文化活動支援事業

                  舞台表現ワークショップ「広場をつくろう」/協力

2016年12月 第七劇場(三重)ワークショップ「からだをきれいにワークショップ」「『続・演出』の解体新書/主催

 

2017年 2月 広島県アートサポートセンターひゅるる広島県平成28年度障害者芸術文化活動支援事業

                 「広場をつくろう」発表会@広島市まちづくり交流プラザ/協力

2017年 3月 コムたんたん(広島)「月にはホクロ」第2回かもめ演劇祭参加@KAAT神奈川芸術劇場/協力

2017年 4月 厚生労働省平成29年度障害者芸術文化活動普及支援事業ワークショップ~広場をつくろう~/協力

2017年 6月 広島アクターズラボから生まれた「五色劇場」による試演会 「新平和」/主催

2017年 6月 柳沼昭徳広島アクターズラボ第2期 開講/主催

2017年 8月 第七劇場(三重)ワークショップ「からだをきれいにワークショップ」、

                 「演出の解体新書~チェーホフを読む~」/主催

2017年 8月 みまた演劇物産展2017・夏#1参加企画 「のちの白鬼」@三股町文化会館/主催

2017年 9月 第七劇場(三重)ツアー2017「人形の家」/共催

2017年10月 劇団こふく劇場、劇団 HIT!STAGE 合同公演(宮崎・長崎)「境目」ツアー広島公演/主催

 

2018年 1月 厚生労働省平成29年度障害者芸術文化活動普及支援事業~広場に集まった仲間たちによる演劇公演

                   ~「ウタとナンタの人助け」/cosponsor

2018年 2月 広島市ピースアートプログラム アートルネッサンス「ウタとナンタの人助け(再演)」/cosponsor

2018年 2月 戯式 VOL.8正直者の会 田中遊ほぼ一人舞台/主催

所属

岩﨑 きえ(Kie Iwasaki)代表<制作・プロデューサー>

C.T.T.広島事務局代表

日本劇作家協会中国支部事務局長

特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)正会員

九州大谷短期大学国文学科演劇コース卒

2004年、山口県柳井市で劇団活動の傍らアートNPOの理事に就任。芸術祭の運営に携わる。同任期終了退会後、2007年より2年に渡り東京国際芸術祭リージョナルシアターシリーズに招聘された京都の劇団魚灯の制作スタッフ・演出助手として東京でのクリエーションに携わる。帰広後本格的に演劇制作の活動を始める。

2010年ひろしまNPOセンター内に「舞台芸術制作室 無色透明」を設立。「感じて・動く」をモットーとした制作活動で、西日本を中心にネットワークをもつ。現在、公益財団法人広島市文化財団東区民文化センターと提携し、県外の優れた小劇場作品の広島公演をプロデュースしている。また、演劇での被爆地ヒロシマの継承や、福祉の分野で演劇を活用するプロデュース等、多岐の分野にわたって制作活動行う。

2010年 ひろしまNPO活動奨励賞受賞

2011年 厚生労働省基金訓練事業ひろしま社会的事業チャレンジ教室NPO等社会的事業者養成科にてアートNPOについての講師担当


山田 めい(Mei Yamada)

<劇作家、演出家、役者>

変劇団主宰

C.T.T.広島事務局員

日本劇作家協会会員

広島大学総合科学部総合科学科社会文化コース卒

中学校の演劇部をきっかけに演劇を始める。広島大学在学中に、自身の劇団「変劇団」が地域演劇をつなぐ企画「C.T.T.Selection」に選出され、京都・松山の劇場で公演を行う。2013年に舞台芸術制作室無色透明にメンバーとして加入。

2017年度演劇専門の正規職員としてNPO法人ひゅーるぽんに1年間勤務し「広場に集まった仲間たちによる演劇公演・ウタとナンタの人助け」にて、ワークショップファシリテーターを務める。<平成29年度厚生労働省障害者芸術文化活動普及支援事業>

2018年、クリエイティブ・レジデンス2018チェーホフ「熊」広島製作に出演<平成30年度日本芸術文化振興基金助成事業>


藤井 友紀(Yuki Fujii)

<劇作家、演出家>

日本劇作家協会中国支部長

C.T.T.広島事務局員

2016年まで劇団、黄金山アタックを主宰、作・演出として活動。

劇作家として広島県内の他カンパニーやローカルテレビドラマ、NHK FMシアターの脚本等も手がける。設立当初からサポートメンバーとして携わってきたが、2017年に正式に加入。劇作の他にも音響や衣装、フライヤーデザインなど、幅広い分野でのスタッフワークを行う。

2016年 演劇引力廣島上演作品「広島ジャンゴ」を蓬莱竜太(モダンスイマーズ)と共著

2018年 クリエイティブ・レジデンス2018チェーホフ「熊」広島製作の翻案・演出を手掛ける<平成30年度日本芸術文化振興基金助成事業>


坂田 光平(Kouhei Sakata)

<役者、舞台美術>

コムたんたん代表

2007年9月、青年団プロジェクト「隣にいても一人」〜広島編〜(作・演出:平田オリザ)のオーディション合格をきっかけに演劇を始める。2011年から数年にわたり公益財団法人広島市文化財団広島市アステールプラザ(現JMSアステールプラザ)プロデュース公演にて出演のほか、舞台美術、舞台監督の研鑽を積む。

2014年自身の劇団「コムたんたん」を旗揚げ。2017年にメンバーとして加入。

2017年 劇団こふく劇場、劇団HIT!STAGE合同公演「境目」に出演<平成29年度日本芸術文化振興基金助成事業>

2017年度「広場に集まった仲間たちによる演劇公演・ウタとナンタの人助け」(作:柳沼昭徳/烏丸ストロークロック、演出:永山智行/劇団こふく劇場)ではワークショップファシリテーター、俳優、舞台美術を務める。<平成29年度厚生労働省障害者芸術文化活動普及支援事業>

2018年 クリエイティブ・レジデンス2018チェーホフ「熊」三重製作(作:A.チェーホフ、演出:鳴海康平/第七劇場)に出演<平成30年度日本芸術文化振興基金助成事業>


森岡 梨乃(Rino Morioka)

<役者>

2017年よりメンバーとして加入

2017年 「広場に集まった仲間たちによる演劇公演・ウタとナンタの人助け」(作:柳沼昭徳/烏丸ストロークロック、演出:永山智行/劇団こふく劇場)出演<平成29年度厚生労働省障害者芸術文化活動普及支援事業>